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2014年10月 1日 (水)

多摩川と江戸川と東京

東京とはどこか。

東京を考えるのに最も手っ取り早いのは東京都を考えることだ。
しかし隣接する県との境が曖昧なところも多い。
県境が実感できないのだ。

そこで川を調べてみた。川ならここまでと言う実感が得易い。
東京都の境を縁取る川は東京湾から見ると二本である。
多摩川と江戸川だ。
まず、県境との一致する長さがより長い多摩川を見る。

Photo

キョリ測で作成した多摩川が図の薄い赤線だ(クリックで拡大)。
図の右下、川崎辺りからの東京都と神奈川県の県境に一致しているが、
調布・稲城間で離脱する。その後は府中・多摩、国立・日野の間を抜け、
福生、羽村、青梅に沿って西へ。最後は奥多摩湖になる。
それ以後は多摩川にちなんだ名前は見当たらない。
川の上流は手を開いたように広がるからだ。
それでも等高線を見る限り、山梨県の丹波山を通る411号線沿いが最も長く、
飛龍山や大菩薩嶺辺りに源流が在りそうだ。
関東の天気予報で山梨県が入るが、実際、
山梨県の東部、大菩薩嶺までは東京と言ってもおかしくは無い。

Photo_2

もう一方の江戸川は図の薄い青線で、
東京都と千葉県の境を北上後、
埼玉県と千葉県の境になり、利根川と合流する。
ここで江戸川は終わり、と言っても良いのだが、
その利根川をさらに遡ると、
埼玉県と群馬県の県境となり、
高崎・前橋の間を抜け、JRの上越線に沿って北上するが、
谷川岳の東を抜け、群馬県の北端に到っている。
ここは新潟県と群馬県の境が明確で
新潟県側に落ちた雨水は利根川に迷い混みそうにはない。

Photo_3

もし、東京を多摩川と江戸川に挟まれた地域とするならば、
東京都と埼玉県をわざわざ分けるのはどうも不自然に見える。
利根川との合流地点が千葉県の北端なので、
そこと、例えば、青梅を結んだ(図の緑の線を下底とする)台形の内側を
東京とするのが割と自然な気がする。


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