中国

2012年3月21日 (水)

美国、德国、法国、、、

http://ja.wikipedia.org/wiki/国名の漢字表記一覧
というのがあった。
日本と中国と台湾での国名の一覧だ。

中国語を少しかじっていたので多少は知っていたが、
いくつか違うものがあるのだ。
特に主要な国で省略名が違うものをいくつか挙げてみよう。

まず、アメリカ合衆国。
日本では「米」だが、中国語では「美」。

ロシアは
日本では「露」だが、中国語では「俄」。

ドイツは
日本では「独」だが、中国語では「德」。

フランスは
日本では「仏」だが、中国語では「法」。

困るのはイタリアで
日本では「伊」だが、中国では「意」、そして台湾では「義」である。

あと少しややこしいのは
オーストラリアは日本では「豪」、中国語では「澳」。
オーストリアは日本では「墺」、中国語では「奧」。
まあ、後者は余り使わないかな。

アジアだと、フィリピン。
日本では「比」だが、中国語では「菲」。
そして、
中国語の「比」はベルギーとなってしまう。
これは日本では「白」だが、見た記憶が無い。

2011年8月14日 (日)

中国の経済都市圏の東京からの経済的距離ランキング

中国の経済都市圏の分布
を東京からの経済的距離のランキングに焼き直してみる。

経済的距離とは物理的距離をGDPで割ったもの。
経済が強ければ実際の距離より近く感じられようというもの。

上海、北京、广州、香港はもちろんだが、
青岛、郑州、济南
及び哈尔滨、大连、沈阳が頑張っている印象。

経済都市圏物理的距離(km)GDP(10億ドル)経済的距離(km/億ドル)
1Shanghai 1764 1276 13
2Beijing 2097 879 23
3Qingdao 1745 554 31
4Guangzhou 2908 740 39
5Zhengzhou 2366 527 44
6Hong Kong 2888 580 49
7Jinan 2039 363 56
8Harbin 1566 266 58
9Hangzhou 1919 288 66
10Nanjing 1974 273 72
11Dalian 1627 222 73
12Xuzhou 2058 268 76
13Shenyang 1563 193 80
14Quanzhou 2351 268 87
15Ningbo 1816 200 90
16Ordos 2660 232 114
17Changsha 2650 224 117
18Chongqing 3172 210 150
19Wuhan 2431 148 164
20Shijiazhuang 2252 122 183
21Daqing 1723 77 223
22Chengdu 3349 147 226
23Handan 2263 97 232
24Xi'an 2799 115 242
25Wenzhou 1990 77 255
26Nanchang 2369 86 274
27Hefei 2116 71 294
28Yichang 2695 80 333
29Macau 2946 71 413
30Maoming 3200 77 414
31Kunming 3722 83 447
32Shantou 2607 54 479
33Liuzhou 3169 63 499
34Taiyuan 2424 47 512
35Nanning 3349 47 698
36Hengyang 2747 37 726
37Ganzhou 2600 29 872
38Lanzhou 3221 29 1099
39Guiyang 3285 29 1100
40Urumqi 4476 34 1282

ちなみに物理的距離でのランキングは以下の通り。

経済都市圏物理的距離(km)
1Shenyang 1563
2Harbin 1566
3Dalian 1627
4Daqing 1723
5Qingdao 1745
6Shanghai 1764
7Ningbo 1816
8Hangzhou 1919
9Nanjing 1974
10Wenzhou 1990
11Jinan 2039
12Xuzhou 2058
13Beijing 2097
14Hefei 2116
15Shijiazhuang 2252
16Handan 2263
17Quanzhou 2351
18Zhengzhou 2366
19Nanchang 2369
20Taiyuan 2424
21Wuhan 2431
22Ganzhou 2600
23Shantou 2607
24Changsha 2650
25Ordos 2660
26Yichang 2695
27Hengyang 2747
28Xi'an 2799
29Hong Kong 2888
30Guangzhou 2908
31Macau 2946
32Liuzhou 3169
33Chongqing 3172
34Maoming 3200
35Lanzhou 3221
36Guiyang 3285
37Chengdu 3349
38Nanning 3349
39Kunming 3722
40Urumqi 4476

中国の拡大経済都市圏

中国の経済都市圏の分布
では、重なる経済都市圏、について述べた。

一方、
中国の経済都市圏2の中身
では、隣接都市圏とのつながりの深さ、について述べた。

その元データが以下。

上海 -南京 常州 江苏 Changzhou Jiangsu 2 297.670
上海 -杭州 嘉兴 浙江 Jiaxing Zhejiang 4 285.0
上海 -徐州 连云港 江苏 Lianyungang Jiangsu 4 115.081

北京 -石家庄 保定 河北 Baoding Hebei 2 205.030
北京 -济南 德州 山东 Dezhou Shandong 4 165.782

广州 -香港 东莞 广东 Dongguan Guangdong 10 424.625
广州 -澳门 珠海 广东 Zhuhai Guangdong 20 120.258

青岛 -济南 淄博 山东 Zibo Shandong 17 286.675
青岛 -徐州 临沂 山东 Linyi Shandong 10 240.000

郑州 -宜昌 襄阳 湖北 Xiangyang Hubei 9 153.830
郑州 -邯郸 新乡 河南 Xinxiang Henan 13 124.300
郑州 -徐州 菏泽 山东 Heze Shandong 6 115.158

济南 -徐州 泰安 山东 Tai'an Shandong 12 205.170
济南 -邯郸 聊城 山东 Liaocheng Shandong 9 160.651
济南 -石家庄 邢台 河北 Xingtai Hebei 10 121.062

杭州 -宁波 绍兴 浙江 Shaoxing Zhejiang 8 278.274

宁波 -温州 台州 浙江 Taizhou Zhejiang 9 241.512

哈尔滨 -沈阳 松原 吉林 Songyuan Jilin 7 110.280
哈尔滨 -大庆 松原 吉林 Songyuan Jilin 7 110.280

长沙 -衡阳 株洲 湖南 Zhuzhou Hunan 13 127.485
长沙 -赣州 郴州 湖南 Chenzhou Hunan 3 108.176

大连 -沈阳 鞍山 辽宁 Anshan Liaoning 3 220.000

石家庄 -邯郸 邢台 河北 Xingtai Hebei 10 121.062

これまで述べた経済都市圏はいわば一つの山。
市域でのGDPの大小で都市経済圏を定めたからだ。

ここで試しに経済圏をつなげてみよう。
等高線を考えるのだ。
等高線を高いところから下げて行き、
つながったら拡大経済圏とする。

先の元データを見る。
各々が隣接都市圏を表す。
上位都市圏、下位都市圏、それらを繋ぐ都市とそのGDP。
右端がGDPで単位は人民元(10億元)。

等高線が5000億元(数値で500)であれば、どの都市圏もつながらない。
これを下げていく。

最初につながるのは广州-香港。
等高線は424.625(10億元)。
合計PPPは1320.59(10億ドル)となり(これを「广州2」とする)、上海を越える。

その次の等高線までは間隔が広い。
で、等高線が300を切り、297.670。
上海-南京の合計PPPは1550.37で(「上海2」)、广州2を抜き返す。

次はすぐ。等高線は286.675。
青岛-济南の合計PPPは918.089で(「青岛2」)、北京を抜き、上海2、广州2に次ぐ第3位。

次も僅差。等高線は285.0。
上海2-杭州の合計PPPは1838.47で(「上海3」)、青岛2の倍以上にかさ上げ。

次も近い。等高線は278.274。
杭州-宁波がつながり、上海4が出来上がる。合計PPPは2039.20で2000を越える。

ここで少しある。順位は上海4、广州2、青岛2。

等高線は250を下回り、241.512。
宁波-温州がつながり、上海5が出来上がる。合計PPPは2117.08で微増。

次はすぐで、240.000。
青岛2-徐州の合計PPPは1186.66で(「青岛3」)、大台に乗る。

次は220.000で、舞台は北。
大连-沈阳がつながり、大连2が出来上がる。合計PPPは416.158。
これで、上海5、广州2、青岛3、北京、郑州、大连2の第6位に躍り出る。

次が205.170。
ここで初めて意味の無いつながり。
青岛3の中で济南-徐州がつながる。
言い換えると、この3つはつながりが深い。

次の等高線は僅差で205.030。
北京-石家庄がつながり、北京2ができる。
合計PPPは1002.67で、大台に乗る。

次はやや離れて165.782。
ここで大連合。
北京-济南がつながり、青岛3-北京2の大連合ができる。
山塊としては青岛3の方が大きいのだが、最大都市は北京なので北京5とする。
合計PPPは2189.33で上海5を越えて第1位。
クロスロードとして济南の重要性が光る。

次が160.651。
济南-邯郸がつながり、さらに肥大した北京6は合計PPPは2286.58。
济南を中心とした十字形だ。

次が153.830。
郑州-宜昌がつながり、郑州2、合計PPPは608.510。

次は127.485。
长沙-衡阳がつながり、长沙2、合計PPPは262.552。
この時点の順位は
北京6、上海5、广州2、郑州2、大连2、泉州、哈尔滨、长沙2
だが、下位3つは僅差だ。

次が124.300。
ここでも大連合
郑州-邯郸がつながり、北京6-郑州2から北京8ができる。
合計PPPは2895.09。
これはほぼ河北、河南、山东の3省と一致する。
順に省別で6位、5位、3位の省だ。
邯郸も重要な地位を占めるわけだ。

なお、省別1位は广州2を擁する广东。
2位、4位は江苏、浙江でほぼ上海5と言える。
第7位は大连2を擁する辽宁。

次は121.062なのだが、
つながるのは同時に2つで、
济南-石家庄と石家庄-邯郸。
しかし、これは北京8の内部。
河北、河南、山东の3省のリンクが
济南、石家庄、邯郸の3つでより強固になる。

次は120.258。
广州2-澳门がつながり广州3となる。
合計PPPは1391.92。

次は115.158。
郑州-徐州だが、北京8の内部。
济南、邯郸、郑州、徐州で四角いリンクの形成。

次が115.081で、正に大連合。
上海-徐州のリンクで北京8-上海5がつながる。
これも山塊としては北京8の方が大きいが最大都市は上海、上海13とする。
合計PPPは5012.17にも及ぶ。

次は110.280で、北。
同時に哈尔滨-沈阳と哈尔滨-大庆がつながる。
山塊としては大连2が大きいが、最大都市は哈尔滨、哈尔滨4とする。
合計PPPは759.368。

最後が108.176。
长沙-赣州で、长沙2が长沙3になり、
合計PPPは292.351。

最終順位は以下の通り。
上位に上海13、广州3、哈尔滨4、长沙3が来て、
後はつながらなかった残り物である。

上海-北京がやはり枢軸だろう。
次いで北京-广州で长沙はその置き土産。
残りの軸が東北地方だ。

上海13 5012.17
广州3 1391.92
哈尔滨4 759.368
长沙3 292.351
泉州 福建 Quanzhou Fujian 268.515 ( 4)
鄂尔多斯 内蒙古 Ordos Inner Mongolia 232.287 ( 4)
重庆 Chongqing 210.136
武汉 湖北 Wuhan Hubei 148.159
成都 四川 Chengdu Sichuan 147.957
西安 陕西 Xi'an Shaanxi 115.530 ( 2)
南昌 江西 Nanchang Jiangxi 86.2230( 2)
昆明 云南 Kunming Yunnan 83.2071( 2)
茂名 广东 Maoming Guangdong 77.1439( 2)
合肥 安徽 Hefei Anhui 71.9375
柳州 广西 Liuzhou Guangxi 63.4692( 2)
汕头 广东 Shantou Guangdong 54.4281( 2)
南宁 广西 Nanning Guangxi 47.9254
太原 山西 Taiyuan Shanxi 47.3297
乌鲁木齐 新疆 Ürümqi Xinjiang 34.8973
贵阳 贵州 Guiyang Guizhou 29.8616
兰州 甘肃 Lanzhou Gansu 29.2911

2011年8月10日 (水)

中国の経済都市圏2の中身

中国の経済都市圏2
で加算都市数のみを示したが、
これを一つ一つの主従関係として見ていこう。

1

上海(Shànghǎi)/沪(Hù)は直轄市で
江苏(Jiāngsū)/苏(Sū)と浙江(Zhèjiāng)/浙(Zhè)の2つの省に隣接する。
前者は苏州(Sūzhōu)、南通(Nántōng)、後者は嘉兴(Jiāxīng)の3つの地級市に接するのだ。

苏州/江苏は无锡(Wúxī)/江苏、泰州(Tàizhōu)/江苏、湖州(Húzhōu)/浙江を従えており、
南通/江苏は盐城(Yánchéng)/江苏を従える。

さらに、无锡(Wúxī)/江苏は常州(Chángzhōu)/江苏を、
盐城(Yánchéng)/江苏は淮安(Huáiān)/江苏を従えている。

最後の淮安(Huáiān)辺りで今回の算出方法の限界が見える。
ここまで上海の都市圏と見るのはかなり難しい。
ただ元データは一千億元で切れているデータ。
1シグマが一千億元と思えば、値としては誤差レベル。

そもそもの原因は盐城(Yánchéng)が大きいためだろう。
面積が大きいので応じてGDP値も大きくなり、
淮安(Huáiān)を従えている結論となったのだ。
時間が出来たら、一人当たりGDPでやり直した方が良さそうだ。

なお、隣接都市圏は南京、杭州、徐州である。

ここで、隣接都市圏とのつながりの深さを判断してみよう。
そのために各々の2都市圏間の鞍部のGDPの最大値を出す。
この値が高いほどつながりは高いと言えよう。

今回は南京、杭州、徐州の順番となった。

2

北京(Běijīng)/京(Jīng)も直轄市で
河北(Hébĕi)/冀(Jì)に囲まれており、事実上、同省の中心。
隣接するは直轄市である天津(Tiānjīn)/津(Jīn)と
保定(Băodìng)、廊坊(Lángfáng)の2つの地級市。

天津(Tiānjīn)が唐山(Tángshān)と沧州(Cāngzhōu)を従えている格好。

出来上がった領域はコンパクトで非常に良い形をしていると言えよう。
隣接都市圏はつながりの強さから石家庄、济南の順に2つだ。

3

广州(Guăngzhōu)は广东(Guǎngdōng)/粤(Yuè)の省都である副省級市。
佛山(Fóshān)、东莞(Dōngguǎn)、惠州(Hùizhōu)、清远(Qīngyuǎn)を従える。

さらに佛山(Fóshān)が中山(Zhōngshān)、江门(Jiāngmén)、肇庆(Zhàoqìng)を従える。

こちらもコンパクトにまとまった領域。
隣接都市圏の香港、澳门を内包するような形状だ。

4

香港(Xiānggǎng)/港(Gǎng)は特別行政区、
广东(Guǎngdōng)/粤(Yuè)に接する。
その接する先が経済特区で副省級市の深圳(Shēnzhèn)。

先に挙げたが、隣接都市圏は广州だ。

5

青岛(Qīngdǎo)は山东(Shāndōng)/鲁(Lǔ)にある副省級市で経済技術開発区。
烟台(Yāntái)、潍坊(Wéifāng)、日照(Rìzhào)を従える。

烟台(Yāntái)は山東半島突端の威海(Wēihăi)を従え、
潍坊(Wéifāng)は临沂(Línyí)、东营(Dōngyíng)を従えている。

結果、都市圏は山東半島全体と言える。
隣接都市圏は济南と徐州である。

6

郑州(Zhèngzhōu)は河南(Hénán)/豫(Yù)の省都。
副省級市でもなんでもない地級市としては初のランクイン。
理由は従えている自治体が多いこと。
ピークは低いが裾広がりが広いのである。

接するのは洛阳(Luòyáng)、许昌(Xǔchāng)、平顶山(Píngdǐngshān)、
焦作(Jiāozuò)、新乡(Xīnxiāng)。

洛阳(Luòyáng)にはさらに南阳(Nányáng)、
许昌(Xǔchāng)には周口(Zhōukǒu)が従う。

そして南阳(Nányáng)に襄阳(Xiāngyáng)、信阳(Xìnyáng)、驻马店(Zhùmǎdiàn)、
周口(Zhōukǒu)に商丘(Shāngqiū)といった具合だ。

なお、襄阳(Xiāngyáng)は湖北(Húběi)/鄂(È)で、
省を超えての領域を占める。
河南(Hénán)/豫(Yù)は大半が領域内である。

隣接都市圏は宜昌、邯郸、徐州だ。

7

济南(Jǐnán)は山东(Shāndōng)/鲁(Lǔ)の省都で副省級市。
广州と位置付けは一緒。
广东の2つ目の副省級市が深圳であったのに対し、
山东の2つ目の副省級市は青岛である。

济南には孫都市は居らず、子都市だけだが、それが多くて、
淄博(Zībó)、泰安(Tài'ān)、德州(Dézhōu)、聊城(Liáochéng)、滨州(Bīnzhōu)となる。

それでも一部かけたような形状となるが、
それは小さな市、従って、小さなGDPの算出方法の限界に拠る。

隣接都市圏は青岛、徐州、北京、邯郸、石家庄と実に多い。

8

杭州(Hángzhōu)は浙江(Zhèjiāng)/浙(Zhè)の省都で副省級市。

従えているのは绍兴(Shàoxīng)と金华(Jīnhuá)。

形状は良好といえる。

隣接都市圏は上海と宁波。

9

南京(Nánjīng)は江苏(Jiāngsū)/苏(Sū)の省都で副省級市。

従えているのは扬州(Yángzhōu)、镇江(Zhènjiāng)と芜湖(Wúhú)。
芜湖(Wúhú)は安徽(Ānhuī)/皖(Wǎn)にあり、
日本語とEnglishのwikipediaの安徽省の図では南京と接していないが、
中文のものは接しているので属するとする。
確かにそれによって形状はいびつとなる。
値はやっぱり誤差レベル。

隣接都市圏は上海。

10

徐州(Xúzhōu)は江苏(Jiāngsū)/苏(Sū)に有る単なる地級市。
基本的に江苏(Jiāngsū)/苏(Sū)と山东(Shāndōng)/鲁(Lǔ)にまたがる都市圏。

従えているのは济宁(Jìníng)、枣庄(Zǎozhuāng)、菏泽(Hézé)の山东(Shāndōng)側と
连云港(Liányúngǎng)、宿迁(Sùqiān)の江苏(Jiāngsū)側。

全てが子都市でコンパクトにまとまる。

隣接都市圏は全て上位都市圏で、
つまり、ここは鞍部の都市圏ということになるが、
青岛、济南、郑州、上海に接している。

11

泉州(Quánzhōu)は福建(Fújiàn)/闽(Mǐn)の単なる地級市。
省都である福州(Fúzhōu)、経済特区である厦门(Xiàmén)に加えて
漳州(Zhāngzhōu)を従える。

ややいびつだが台湾対岸の経済圏である。
一人当たりの値を基準にするとまとまりは良いかもしれない。
市域の小さい厦门(Xiàmén)が中心にも思える。

隣接都市圏は無く孤立している。

12

哈尔滨(Hā'ěrbīn)は黑龙江(Hēilóngjiāng)/黑(Hēi)の省都で副省級市。
吉林(Jílín)/吉(Jí)にまたがり、
省都で副省級市の长春(Chángchūn)に
省と同じ名前で紛らわしい吉林(Jílín)と
松原(Sōngyuán)を従える。

形状はコンパクトで良い。

隣接都市圏は沈阳と大庆。

13

鄂尔多斯(È'ěrduōsī)は内蒙古(Nèiměnggǔ)/蒙(Měng)の単なる地級市。
包头(Bāotóu)に省都の呼和浩特(Hūhéhàotè)、
さらに陕西(Shǎnxī)/陕(Shǎn), 秦(Qín)の榆林(Yúlín)まで従える越境都市圏。

形はコンパクト。事実上小ぶりの包头が中心かもしれない。

隣接都市圏は無い。

14

长沙(Chángshā)は湖南(Húnán)/湘(Xiāng)の省都。
岳阳(Yuèyáng)と株洲(Zhūzhōu)を従える。

株洲(Zhūzhōu)はさらに郴州(Chénzhōu)を従える。

形は縦長。

隣接都市圏は衡阳と赣州。

15

大连(Dàlián)は辽宁(Liáoníng)/辽(Liáo)にある副省級市で経済技術開発区。
位置付けは青岛(Qīngdǎo)と同じ。

従えているのは鞍山(Ānshān)と营口(Yíngkǒu)。
遼東半島全体とほぼ一致。

近接都市圏は沈阳である。

16

重庆(Chóngqìng)/渝(Yú)は直轄市である。
それ自体がいびつで広大な領域を誇る。
隣接都市圏は持たない。

17

宁波(Níngbō)は浙江(Zhèjiāng)/浙(Zhè)の副省級市で経済技術開発区。
位置付けは青岛(Qīngdǎo)、大连(Dàlián)と同じ。

従えるのは台州(Tāizhōu)。
海沿いに細長い。

隣接都市圏は杭州と温州。

18

沈阳(Shěnyáng)は辽宁(Liáoníng)/辽(Liáo)の省都で副省級市。
内蒙古(Nèiměnggǔ)/蒙(Měng)の
通辽(Tōngliáo)と赤峰(Chìfēng)を従える形をとる。
内陸に広がったいびつな形。

隣接都市圏は大连と哈尔滨。

19

武汉(Wǔhàn)は湖北(Húběi)/鄂(È)の省都で副省級市。
特に広くも無く、他の市を従えず、隣接都市圏も持たない。
非常に中心集中度の高い都市圏である。

20

成都(Chéngdū)は四川(Sìchuān)/川(Chuān),蜀(Shǔ)の省都で副省級市。
武汉(Wǔhàn)と同様で、
特に広くも無く、他の市を従えず、隣接都市圏も持たない。
非常に中心集中度の高い都市圏である。

21

石家庄(Shíjiāzhuāng)は河北(Hébĕi)/冀(Jì)の省都。
邢台(Xíngtái)を従え、形状は良い。
隣接都市圏は北京、济南、邯郸。

22

西安(Xī'ān)は陕西(Shǎnxī)/陕(Shǎn)の省都で副省級市。
咸阳(Xiányáng)を従え、形状は良好。
隣接都市圏は持たない。

23

邯郸(Hándān)は河北(Hébĕi)/冀(Jì)の単なる地級市。
河南(Hénán)/豫(Yù)にまたがって、安阳(Ānyáng)を従えている。

形状はまあ良い。

隣接都市圏は济南、郑州、石家庄である。

24

南昌(Nánchāng)は江西(Jiāngxī)赣/(Gàn)の省都。
九江(Jiǔjiāng)を従え、まあコンパクトだが、
隣接都市圏は無い。

25

昆明(Kūnmíng)は云南(Yúnnán)/滇(Diān),云(Yún)の省都。
曲靖(Qǔjìng)を従え、コンパクトだが、
隣接都市圏は無い。

26

宜昌(Yíchāng)は湖北(Húběi)/鄂(È)にあるが、
従えているのは湖南(Húnán)/湘(Xiāng)の常德(Chángdé)。
形はいびつ。
隣接都市圏は郑州。

27

温州(Wēnzhōu)は浙江(Zhèjiāng)/浙(Zhè)の単なる地級市。
単独でランクインだが、
隣接都市圏は宁波。

28

大庆(Dàqìng)は黑龙江(Hēilóngjiāng)/黑(Hēi)の単なる地級市。
単独でランクインだが、
隣接都市圏は哈尔滨。

29

茂名(Màomíng)は广东(Guǎngdōng)/粤(Yuè)の単なる地級市。
湛江(Zhànjiāng)を従え、まあコンパクトだが、
隣接都市圏は無い。

30

合肥(Héféi)は安徽(Ānhuī)/皖(Wǎn)の省都。
特に広くも無く、他の市を従えず、隣接都市圏も持たない。

31

澳门(Àomén)/澳(Ào)は特別行政区、
广东(Guǎngdōng)/粤(Yuè)に接する。
その接する先が経済特区の珠海(Zhūhǎi)。

隣接都市圏は广州。

32

柳州(Liǔzhōu)は广西(Guǎngxī)/桂(Guì)の単なる地級市。
桂林(Guìlín)を従え、まあコンパクトだが、
隣接都市圏は無い。

33

汕头(Shàntóu)は广东(Guǎngdōng)/粤(Yuè)の経済特区。
揭阳(Jiēyáng)を従え、まあコンパクトだが、
隣接都市圏は無い。

34

南宁(Nánníng)は广西(Guǎngxī)/桂(Guì)の省都。
他の市を従えず、隣接都市圏も持たない。

35

太原(Tàiyuán)は山西(Shānxī)/晋(Jìn)の省都。
特に広くも無く、他の市を従えず、隣接都市圏も持たない。

36

衡阳(Héngyáng)は湖南(Húnán)/湘(Xiāng)の単なる地級市。
隣接都市圏は长沙。

37

乌鲁木齐(Wūlǔmùqí)は新疆(Xīnjiāng)/新(Xīn)の省都。
特に広くも無く、他の市を従えず、隣接都市圏も持たない。

38

贵阳(Guìyáng)は贵州(Guìzhōu)/黔(Qián),贵(Guì)の省都。
特に広くも無く、他の市を従えず、隣接都市圏も持たない。

39

赣州(Gànzhōu)は江西(Jiāngxī)赣/(Gàn)の単なる地級市。
広大で隣接都市圏は长沙。

40

兰州(Lánzhōu)は甘肃(Gānsù)/甘(Gān),陇(Lǒng)の省都。
特に広くも無く、他の市を従えず、隣接都市圏も持たない。

2011年8月 4日 (木)

中国の経済都市圏の分布

(下のアイコンをクリックすると本来のサイズ)

China_2

中国の経済都市圏2を図にしてみた。

円の半径は大陸別の経済都市と同スケールにしてある。
計算基準が違うせいもあるが、
そのページの東アジアの図とは趣が大きく異なる。

とにかく都市の規模が大きい。

上海(1)+杭州(8)+南京(9)+宁波(17)+温州(27)+合肥(30)

广州(3)+香港(4)+茂名(29)+澳门(31)

激しく重なる一方、

北京(2)+青岛(5)+郑州(6)+济南(7)+徐州(10)+石家庄(21)+邯郸(23)

ちょうど円を並べたように広がっている。

その他で重なっているのは
哈尔滨(12)+大庆(28)

长沙(14)+衡阳(36)
のみ。

それ以外は孤立している。

人口分布である世界の大都市の分布状況
東アジアと比べれば、
沿岸部の経済効率が高いのが良くわかる。

中国省级行政区GDP规模分布图 - 2010年数据
と似た傾向と言えば良いだろうか。

2011年7月29日 (金)

中国の経済都市圏2

PPPでの順位

PPP(10億ドル) 加算都市数
1 上海 Shanghai 1276.6 (10)
2 北京 Beijing 879.9 ( 6)
3 广州 广东 Guangzhou Guangdong 740.4 ( 8)
4 香港 Hong Kong 580.2 ( 2)
5 青岛 山东 Qingdao Shandong 554.9 ( 7)
6 郑州 河南 Zhengzhou Henan 527.6 (12)
7 济南 山东 Jinan Shandong 363.2 ( 6)
8 杭州 浙江 Hangzhou Zhejiang 288.1 ( 3)
9 南京 江苏 Nanjing Jiangsu 273.7 ( 4)
10 徐州 江苏 Xuzhou Jiangsu 268.6 ( 6)
11 泉州 福建 Quanzhou Fujian 268.5 ( 4)
12 哈尔滨 黑龙江 Harbin Heilongjiang 266.0 ( 4)
13 鄂尔多斯 内蒙古 Ordos Inner Mongolia 232.3 ( 4)
14 长沙 湖南 Changsha Hunan 224.7 ( 4)
15 大连 辽宁 Dalian Liaoning 222.5 ( 3)
16 重庆 Chongqing 210.1
17 宁波 浙江 Ningbo Zhejiang 200.7 ( 2)
18 沈阳 辽宁 Shenyang Liaoning 193.6 ( 3)
19 武汉 湖北 Wuhan Hubei 148.2
20 成都 四川 Chengdu Sichuan 148.0
21 石家庄 河北 Shijiazhuang Hebei 122.8 ( 2)
22 西安 陕西 Xi'an Shaanxi 115.5 ( 2)
23 邯郸 河北 Handan Hebei 97.3 ( 2)
24 南昌 江西 Nanchang Jiangxi 86.2 ( 2)
25 昆明 云南 Kunming Yunnan 83.2 ( 2)
26 宜昌 湖北 Yichang Hubei 80.9 ( 2)
27 温州 浙江 Wenzhou Zhejiang 77.9
28 大庆 黑龙江 Daqing Heilongjiang 77.2
29 茂名 广东 Maoming Guangdong 77.1 ( 2)
30 合肥 安徽 Hefei Anhui 71.9
31 澳门 Macau 71.3 ( 2)
32 柳州 广西 Liuzhou Guangxi 63.5 ( 2)
33 汕头 广东 Shantou Guangdong 54.4 ( 2)
34 南宁 广西 Nanning Guangxi 47.9
35 太原 山西 Taiyuan Shanxi 47.3
36 衡阳 湖南 Hengyang Hunan 37.8
37 乌鲁木齐 新疆 Ürümqi Xinjiang 34.9
38 贵阳 贵州 Guiyang Guizhou 29.9
39 赣州 江西 Ganzhou Jiangxi 29.8
40 兰州 甘肃 Lanzhou Gansu 29.3

やはり気になるので、香港と澳门を合流させる。
計算はPPPで米ドル換算である。
深圳と珠海はそれぞれ香港と澳门に従属することになる。
香港は第4位に留まった。
但し、隣接する广州を加えれば上海を越える。

恐らく一番大きな問題はPPPへの変換だろう。
中国は都市と農村あるいは沿岸と内陸といった格差が激しい。
それを一律の変換係数で変えているのである。

実際、ウルムチでは5元で飯を食えたが、
上海では20元だったりする。

そこで例えば、換算値を半分とすれば、
深圳も半分になるが、それでも香港は北京を越える。
1/3迄行けば、香港は上海を越えるのだ。

都市の比較は難しいものだ。

なお、この単位だと別に計算した
世界の経済都市ベスト87
と比較できる。

計算基準が違う、
例えば、こちらは加算で、あちらは比例配分、だったりするので
本当は比較は意味が無い。

それでも、数値上は、
上海はニューヨーク、東京に次ぐ世界第三位になる。
もともとの表で上海、北京、广州、香港の4都市だけがランクインだったのが、
この値を使えば、23都市がこのランキングに顔を出す。
米国が31都市なのでそれほどおかしくは無いかもしれない。
近未来を予想していると思えば良いだろうか。

ちなみに台湾の3都市を合計しても青岛、郑州に及ばない。
Londonは越えるのだが。

中国の経済都市圏

人民元での順位

GDP(10億元)加算都市数
1 上海 Shanghai 4795.9(10)
2 北京 Beijing 3305.6( 6)
3 广州 广东 Guangzhou Guangdong 2901.8( 9)
4 青岛 山东 Qingdao Shandong 2084.5( 7)
5 郑州 河南 Zhengzhou Henan 1982.1(12)
6 济南 山东 Jinan Shandong 1364.5( 6)
7 杭州 浙江 Hangzhou Zhejiang 1082.3( 3)
8 南京 江苏 Nanjing Jiangsu 1028.4( 4)
9 徐州 江苏 Xuzhou Jiangsu 1008.9( 6)
10 泉州 福建 Quanzhou Fujian 1008.7( 4)
11 哈尔滨 黑龙江 Harbin Heilongjiang 999.3( 4)
12 深圳 广东 Shenzhen Guangdong 951.1
13 鄂尔多斯 内蒙古 Ordos Inner Mongolia 872.6( 4)
14 长沙 湖南 Changsha Hunan 844.3( 4)
15 大连 辽宁 Dalian Liaoning 836.1( 3)
16 重庆 Chongqing 789.4
17 宁波 浙江 Ningbo Zhejiang 754.1( 2)
18 沈阳 辽宁 Shenyang Liaoning 727.3( 3)
19 武汉 湖北 Wuhan Hubei 556.6
20 成都 四川 Chengdu Sichuan 555.8
21 石家庄 河北 Shijiazhuang Hebei 461.2( 2)
22 西安 陕西 Xi'an Shaanxi 434.0( 2)
23 邯郸 河北 Handan Hebei 365.4( 2)
24 南昌 江西 Nanchang Jiangxi 323.9( 2)
25 昆明 云南 Kunming Yunnan 312.6( 2)
26 宜昌 湖北 Yichang Hubei 303.9( 2)
27 温州 浙江 Wenzhou Zhejiang 292.6
28 大庆 黑龙江 Daqing Heilongjiang 290.0
29 茂名 广东 Maoming Guangdong 289.8( 2)
30 合肥 安徽 Hefei Anhui 270.3
31 柳州 广西 Liuzhou Guangxi 238.4( 2)
32 汕头 广东 Shantou Guangdong 204.5( 2)
33 南宁 广西 Nanning Guangxi 180.0
34 太原 山西 Taiyuan Shanxi 177.8
35 衡阳 湖南 Hengyang Hunan 142.0
36 乌鲁木齐 新疆 Ürümqi Xinjiang 131.1
37 贵阳 贵州 Guiyang Guizhou 112.2
38 赣州 江西 Ganzhou Jiangxi 111.9
39 兰州 甘肃 Lanzhou Gansu 110.0

中国国内生产总值过千亿元地级以上城市列表
というのを見つけた。
苏州が第6位だが、これは明らかに上海の衛星都市だろう。

そこで、このような都市を中心都市に加算することで
実際的な経済都市圏を割り出すことにした。

そのリストは一千億元以上の都市だが、
香港は人民元に換算しているので、
とりあえず除く。

残りの都市を上から見て行く。

着目した都市と境を接する都市の中に
自身より大きなGDPを持つものがあればそれに加算する。
候補が複数あれば一番大きなものに従属させる。
これを繰り返す。

その結果、39の経済都市圏が得られた。
Top3は上海、北京、广州とすごくまともである。
ただ、その先は感じが違うかもしれない。
多くの都市を従えて、
裕福な山东、河南、浙江、江苏、福建省といった
主に沿岸地方から一兆元都市圏が現れた。

なお、下位は不定性が高い。
元の表の下限が一千億元なのでこの近くでは
900億元ぐらいの表に現れないものの影響を強く受けるからだ。
このリストにあるものがそういうのを従え、上位に食い込んだり、
無いものが複数集まって上位に来ることもありうるということである。

2010年1月20日 (水)

初めての中国 --- 70. 中国論

2週間だったが中国に浸っていたので
日本に戻って発見することもある。
まずキャベツの千切り。
定食の定番だが、なんとも貧相。
改めて食べると情けなくもなる。
まあ西洋の付け合せのポテトも
あまり良いもんじゃないが。

あとはスーパーのキャスターつきのかご。
西洋では大型のものがごく普通だが、
最近日本で出回っている小型のもの。
狭い日本の店内では小型でも邪魔。
それもそれを利用している人が
そのかごが他の人の邪魔をしていることに無頓着。
この辺は中国人の自己中と大差ない。
まあ、4人乗りの車に一人しか乗っていないのに
生活道路の狭い道を抜け道がわりに入ってきて
歩行者や自転車を蹴散らしているのと基本的には一緒の行為。

エスカレータはいっぱいあるのだが、
日本人は片方にしか乗らない。
昔はそんなこと無かったのに、
誰が言い出したんだか。
エスカレータから人があふれ出しても
片側通行に固執する日本人。
どこかおかしい。
おそらく、それでは、と並んで乗ると
他の人から非難されそうで嫌なんだろう。
上海の方がこの点はずっと良い。
エスカレータというエスカレータに
片方に乗れ、と書いてあるのを無視。
でもこれが正しいと思う。
日本でも関西で両方乗っているのを見たことがある。
あっちの方は人の目を気にしすぎていなくて健康的だ。

健康面で言えば、日本人暗すぎる。
中国に比べ、行き交う人の顔が歪んでいる。下向いたりね。
笑顔が無く、覇気が無く、美しくない。
少し皮肉だが、中国ではあの動乱のあったウルムチが
一番人々の顔が生き生きしていた。
その後またデモが起きたようだが、
デモ自体はある意味民主主義が生きている証拠。
それを安易に武力統制しようとするからおかしくなる。
確かにウルムチを歩いていて、
ところどころドンと暗くなるところがあったので、
そこら辺の貧富なのか幸福感なのか知らないが、
差といったものを無くしていく事は大事だ。
しかし、全体から来る勢いを醸造する方が難しい。

大連、北京、広州は一泊しかしていないので
良くわからない。
上海は一週間いたが中文がダメダメな私には
良くわかっていないところも多い。
でも、漢族一辺倒の沿岸部は何となく
閉塞感のようなものも感じた。
他民族が当たり前のウルムチではガス抜きが
されているのだろうか。
異民族だから多少は仕方ない、とか。
それが良い範囲であれば良い、と願うだけだ。

新疆は日本で言ったら北海道になろうか。
ウルムチは札幌。広大で夏の観光地だ。
新疆は漢族から見た開拓地。
北海道も本土人から見て同じ。
新疆に元いたのはウイグル族。
北海道はアイヌ人である。
新疆では漢族が急速に増え、
ウイグル人の居場所を狭めている。
北海道でのアイヌの人々も
本土からの開拓民が増えて
居場所を失ったのだろうか。
あまり他人事では無い気もする。

あとねーちゃんのことを書くか。
にーちゃんも含めて
中国は若い人がいっぱいだと言ってきた。
おそらく日本の急速な高齢化に慣れたせいもある。
ただねーちゃんに関してはもう一つある気がする。
化粧だ。
中国のねーちゃんは化粧をしていない気がする。
ウルムチのホテルのフロントのねーちゃんは
朝、顔を洗ってそのまま私の前に出てきた。
化粧に詳しくないが化粧をしてそんなまねができるのか。

どうも中国のねーちゃんは化粧をしていない。
化粧をする場合はそれとすぐわかるようなくらいだ。
化粧をしていないだろうねーちゃんたちは若く見える。
もっと言うと美しく綺麗に生き生きとして見えた。
日本では化粧は当たり前のようだ。
若い人はそれで幼さを隠すのだろうか。
言い返せばふけて見える。
また化粧は単純に皮膚に負担となる。
それが肌を老化させ、本来の美しさを発揮させない。
少し前それこそ小学生のメイクがはやった。
今もだろうか。
その世代が大人になったとき、
果たして日本に綺麗なねーちゃんは残るのだろうか。
化粧で作った美は所詮見せかけ。
ぱっと見たときのひきつける迫力が無いのだ。

中国でテレビを見たりしたせいか
帰国後テレビをしばらく見るようになった。
ずっと見ていなかったテレビだ。
そこで韓国、中国の知識人を呼んだ番組があった。
その中でこんな発言があった。
「韓国は日本の20年あと、中国は韓国の20年あとを追っている」
韓国はまだまともに観光していないのでわからないが、
中国が日本の40年あと、というのは納得できる。
つまり中国は日本の40年前の姿だ。
高度経済成長期である。
私が生まれた頃だ。
そう思うと私が小さかった頃の日本の情景が
今の中国のそこここで発見できたのはうなずける。

韓流ブームがある。日本の中年女性が主流という。
先の意見と合わせれば、
自分の若かりし頃の日本を韓国に見出せるのではないか。
同じように中国で自分の若い頃を見出せるのは
今の日本の熟年世代だ。
定年後、この熟年世代が中国に観光に押し寄せるのも必然か。

別の視点だが、今、韓国資本が中国に進出しているとも聞く。
韓国の中年、働き世代が中国に目を向けるのも
自分の若い頃への想いが満たされるためかもしれない。
韓国はそのうち行ってみよう。

2010年1月19日 (火)

初めての中国 --- 69. 後日談

家に帰ると留守電のランプ。
押すと件数が思ったより少ない。
と言うか一件だった気がする。
テープ式なのだが巻き戻しがわずか。
再生が止まると途中で切れた。
しまった。
テープの尻の方だった。
長い間留守をするのだ。
巻き戻しておくべきだった。

メイルはそれなりに溜まっている。
広州賓館でチラッと見ておいたので
大したものは無いのは知っている。
いつもは無いものとしてはホテル関連。
ホテルの感想を求めるものだ。
その中に宿泊が確認できませんと言うものが混じっていた。
ウルムチと北京だ。

ウルムチはフロントで予約が確認できないと言っていたからわかる。
北京はどうしてだ。
少し調べると北京は朝飯つきの259元。
現地で払ったのは朝飯無しの249元だった。
ctripによると朝飯は15元。5元損したのだろうか。

ウルムチと北京についてメイルで返答した。
ウルムチはツアーのこともついでに書いてみた。
出国前から知っていたが
ctripは中国から日本に直接電話を掛けてくる。
電話代が安いのだろう。

しかし私は電話が嫌い。
掛けてくる方は用件で頭の中はいっぱい。
受ける方はそんなの全く無い。
従って対応が後手に回る。
これをうまく利用したのが電話勧誘である。

と言うわけで私の電話は留守電専用。
メイルと同じ扱いにしている。
吹き込んでくれればこちらから掛けなおす。
そのときはこちらがレディだ。

さて、ctripだろう。電話がいっぱい掛かってくる。
こちらは旅から帰ってきたばかりでやることが多い。
しばらくほおって置く。
一度だけ留守電に英語のメッセージが入っていた。

手許が一段落したのでctripの応対をする。
先方はダメ元で書いたツアーのことを
対応してくれたようだ。
でも、ホテル側が上の階の旅行会社に聞けと
私にしたと同じ対応を取ったようだ。
私は折角なのでホテルが旅行会社に指示を出したのだから
ホテルに全責任があるとかまじめに返答を書いた。
ctripもさらに調べてくれたようだが断念した模様。
だったら初めから掘り返さなくても良かったかな。
私も疲れた。

それでも向こうが言うのは'rent-car'サービスだった。
正しくはrent-a-carだが、何のことか、エスコートのことか。
上の旅行会社はこのrent-carサービスの料金はchangableと
言っているという。これも良くわからない。

想像をたくましくしてみると、
ホテルが旅行会社に私を天池ツアーに連れて行ってくれと頼む。
旅行会社は天池ツアーのバスを追っかけて私をエスコート。
何処で鉢合わせになるかわからなかったが、
幸い北京路で見つかったので経費は6.5元で済んだ、ってことだろうか。

160元からツアー代を出して残りは懐に。
果てそうだとしてバスツアーは一体いくらだったのか。
やはり間に人を挟んだことで見えてこない。

その後ウルムチ関連のニュースをネットで見たりした。
どうやらツアー代金とか値引きをしている模様。
入場料も半額にしているらしい。
さらに他の地域から人が来ないので
「新疆人による新疆観光」ということで
現地の人をツアーに招いている、とのこと。
ウルムチ郊外でピックアップしていたのはこの関連だろう。

そうすると安いはずのツアーに高額を払い、
通常は無いピックアップで観光時間の少なくなったツアーに
私は行ったことになる。
まあ、本当はもっと混み混みだったのが快適だったから
良しとすべきなのだろうか。

高くなったといっても
その分はホテル代の安くなった分で
十分に補填できるわけだから我慢するかな。
余計な金はウルムチの観光業界に流れたのだから
動乱で被害をこうむった人たちへのカンパとでも思うしかない。
いろいろ考えたし、いい授業料ということだ。
あのおちびちゃんが非難されていないことは願おう。

2010年1月18日 (月)

初めての中国 --- 68. 久々の日本

さて点検遅れのアナウンスが入る。
動き出したのは1105。
もちろん飯もその後。
メシを食い終わったのは1230。
朝、少々無理しても飯を食っておいて正解である。

飯はまずmulberryのジュースを飲んで飯を頼む。
mulberry=桑とは後に知る。
内容は和食。うな丼と蕎麦にパン。
メンの方が良かったのだろうか。
茶が飲みたかったがなかなか来ない。
遅かったのでコークも頼んだ。
国際線は紙の箱ではなくプラスチックのトレー。
金属のナイフもあるが和食では使わない。

15日間。なるべく中国に浸っていた。
もう良いかなと音楽は洋楽を聴いた。

実際のところは初めは景色を見ていた。
山がちできれいな湖もある一方、
道路とかインフラもしっかり。
スカイブルーの神秘的な湖と
巨大な湖は良く覚えている。
キャプテンも目印にしているのだろうか。

そのうち雲が出てきたか、メシに没頭。
いつの間にか海の上。
その間、ハンドセットに手をやり、
チャンネルを替えていると聞き覚えのある音楽。
「セーラ、セーラ、、、」

この機体にはEntertainment Guideが
ポケットに入っていた。
パラパラめくるとあった。
Sara/Starship。
その後はこのCountry&Westernのチャンネルに固定。
冊子には中国チャンネルも掲載されていたが
放送はなかったのだ。

そのほかに聞き覚えのあったのは
If/Bread, Stand By Me/Ben E. King,
I Only Wanna Be With You/Bay City Rollers?,
Dreamlover/Mariah Carey, Change The World/Eric Clapton,
My Heart Will Go On/Celline Dion,
Unforgettable/Nat King Cole,
Unchained Melody/Righteous Brothers?,
True/Spandau Ballet, How Deep Is Your Love/Bee Gees
?は私の記憶とは声が違うようでリバイバルかもしれない。
ページには36曲あったが30曲で折り返しになった模様。

このSouthern Comfortという機内誌は持ち帰ってしまった。
7月号で今日は7/31日。復路も今日飛ぶかもしれないがまあ良いだろう。
中身は切り取られているぐらいだ。
南航には大分乗ったが、映画はHotel for Dogと
台湾物の「態度」が結構、記憶に残っている。

ふと窓の外を見ると陸だった。1345。
しかしすぐに海の上。
台湾かな。沖縄本島か。
1400には群島が見える。

灰色の雲が混じる。
あれ、もう日本本土なのじゃないか。
1415、何か見覚えのある景色。

あれは本四架橋じゃないのか。
するとあれは小豆島か。
うーん、淡路島かな。
ここら辺は疎い。しかし。。。

おおぅ、ポートアイランド。
これは間違いなかろう。
神戸そして大阪だ。

音楽が一周していたので
座席の背についていたビデオをいじると
なんと居場所が表示できた。12ch。
3つ並びの真ん中の席で常に表示しておけば良かった。
確かに今、関西上空である。

航路を振り返ると広州から暫く東へ飛び、
その後北に進路を取っていた。
北には山脈でもあったか。
それとも天候か。
例の目印の湖上空を飛ぶため?

北に進んだ先は上海。
ここから洋上に出て九州に入る。
台湾や沖縄は通らない。
どうやら初めに見えた陸は九州北部だ。

その後、瀬戸内上空を飛行。
群島なわけだ。
そして工場地帯。
雲も汚れる。

神戸、大阪の後は奈良に入ったと思うが
程なく雲に覆われる。
暫く見ていたが実に巨大な雲の塊。
良く見るとその巨大な雲のふもとに何かある。
富士山かなとふと思う。
時刻は1435。着陸まで30分とかのアナウンスもあった。
居場所表示と照らし合わせる。
間違いないようだ。

ということは
あの雲は1万メートルぐらいの高さまでありそうだ。
実際、雲のてっぺんは平らで
これより上は行けそうも無い限界のようである。

飛行機は富士山を目印にしてか
ぐるっと房総半島を回り込んで成田に向かう。
東から西に向かう向きに着陸するためだろう。

1615少し前。成田到着。
初めての中国旅行は終わりを告げる。

ここからはこれまでの旅行と基本的には同じ。
パスコンを通過しトイレ。
これまで散々けなしていきたが
日本でもトイレに清掃員がいたまま開放。
ただ、でしゃばってはいない。

機内でもらった税関申告書。
こんなものいらないと思っていたが、
場内アナウンスで現在は全ての人が申告が必要と言っている。
暫くぶりの空港。変わったようだ。
折角、成田にいる。日本語の書類を新たにゲットし記入。

スーツケースをピックアップして税関に向かう。
髭面と職業欄の横線を見て不審に思ったのだろうか。
他の人には要求していないのに
スーツケースを開けろと言う。
何もねぇよ、とちょっといらつきながら応対。

帰りも京成特急に乗り込む。
寒い寒い。上海の地下鉄を思い出す寒さ。
ムダに冷房するなよ。
その後のJRや西武ではそんなことは無かった。
京成はもう少し考えて欲しい。

田無まで戻るがバスまで割りに時間がある。
アスタに入って軽くメシ。
広州での遅れがここに響く。
何となくホイコーロー定食を食す。
中華は避ければよかったか。

家に到着。
明日以降の食料を買い込むつもりだったが、
疲れたからまあ良いや。
広州のトイレでぶつかって来た奴いたから
その処置をしておこう。
と言うかここでひどい下痢だった気がする。
体調が本当に元に戻るのは2週間も経った後である。
成田で新型インフルエンザの説明書をもらったけれど
発熱は無いし、単に旅行疲れだろう。
なんせヒッキーで一日当たりの外出時間は
この2年ぐらいは一時間かそこらだ。

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